ハッピーツリーアンドカンパニー/札幌

はっぴー通信 2013年新春号より

私は子供の頃から旅をするのが好きです。
つまらない授業中は、窓の外を眺めているか、地図帳を眺めて、まだ見ぬ地に思いを馳せていました。

アジア、特に東南アジアの国々を歩くと、「熱」を感じます。
街の熱気や活気、人々の生きることへのパワー、成長への希望、経済の活力がビシビシと伝わってくるのです。
そんな国の中の代表格でもある台湾から今年、新しい仲間を我が社に迎えることができました!
アレン・ファン君です。財務・国際部長を務めてもらいます。

台湾は、沖縄県の南西に位置し、人口は2200万人ほど、首都は台北市です。
親日の方々も多く、日本食、日本製品、音楽・映画なども人気があり、日本語を勉強する学生もたくさんいるそうです。
そして、忘れてはならないのは、東日本大震災のとき世界で最もたくさんの義援金を寄せてくれたのも台湾なのです。感謝。

そんな優しい国・台湾出身のアレン君と初めて出会ったのは、2004年の夏、イギリスでのことでした。
一眼レフのカメラを片手に印象的な笑顔で話しかけてきてくれた彼とは意気投合し、それ以来、国境を超え交友を温めてきました。
2012年の秋、彼に日本に来ないか?と打診したところ、2つ返事でOKしてくれました。
「いつか一緒にビジネスを」などと半ば冗談で話していましたが、こういった形で実現できて本当に嬉しく思っています。

彼はよくしゃべるタイプではないけれどもユーモアあふれ、よくまわりを笑わせてくれます。
そして、努力家で優秀なアイデアマン。
会議などで議論をひっぱる役割ではないけれども、議論が硬直したときに、ふっと場を打開するいいアイデアを出してくれたりと、発想がユニークなのです。
感性豊かで、彼の撮る写真からは、いつも何かストーリー性を感じます。

今や、我々のような日本の零細企業でも、日本の中だけで仕事を完結することが難しくなってきています。
海外との関係性の中で、私たちの事業をどう成長させていけるか考えていきたいです。

力強い仲間が加勢してくれました。
そんな彼の力も借りながら、2013年もハッピーツリー・アンド・カンパニーは成長していきます!

そして、いつか台湾という国にも、小さな力ではあるけれども、私たちの事業を通じて何らかの恩返しもできたらと思っています。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

  • はっぴー通信 2013年新春号より はコメントを受け付けていません
  • Trackbacks (0)

No Comments

Comments are closed.

Trackbacks

TRACKBACK URL
http://www.happytree.co.jp/blog/2013/02/586/trackback/